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貯まったマイルで特典航空券に変える方が良いのか、スカイコインに変えて『お金』として使って航空券を購入する方が良いのか。
この記事では、私のライフスタイルという観点からも含めて、この二つを徹底検証していきます。
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Contents
貯まったマイルで旅に出よう
陸マイラーさんでも、仕事などで頻繁に飛行機を使う人でも、マイルが貯まれば安く(無料で)旅行することができます。
マイルを貯めるならANAカードを持ちましょう。しかもゴールドカード以上がおススメです。
その理由はこちらの記事で↓
-
空旅満喫のための必須アイテム:ANAゴールドカード
ANAのフライトでマイルを効率よく貯めるために必要なANAカード。 VISA、MASTER、JCB、アメリカンエクスプレス(AMEX)。。。そして、私が2016年末から入会しているダイナースクラブ。 ...
話を戻しましょう。
貯まったマイルで旅行するとき、迫られる選択があります。
①指定数のマイルをそのまま使って特典航空券に換えるのか。
②マイルをスカイコインに換えて『お金』として使うのか。
とても迷うところです。
実際、私もマイルで旅行しましたが、どちらでいくか色々と悩みました。
悩みと言っても、要は「どちらがお得か」ということです。
ここではこの2つについて検証していきます。
私はというと、自分のライフスタイル、旅行のスタイルからすると、「スカイコインに換える方がお得」だと思っています。
1マイルから1スカイコインに交換可能
まずは基礎的な情報から。
貯まったマイルはスカイコインに換えることができます。
自分のマイレージクラブのアカウントからいつでも交換可能です。
旅行を予約する時にマイルをスカイコインに換えておけばすぐに『お金』として使えます。
有効期限について
スカイコインは1年間です。
ですので、1年以内に旅行や買い物を交換したコインでする必要があります。
一方マイルは3年です。ただ、ダイヤモンドステータスやミリオンマイラーであれば有効期限はありません。
マイルを特典航空券に換えるなら、最大3年のサイクルで、貯めたマイルを使っていくことになります。
スカイコインに換える場合は、マイルを有効期限の3年ギリギリのところで換えると、そこから1年間有効になりますので、トータル4年ということになります。
マイル利用で特典航空券をゲット
たくさんの方がブログなどで書かれている通り、かなり難易度が高いです。
マイルを貯め始めたときの未来のイメージは、「貯めたマイルで海外のリゾート地へ♪」みたいな感じだと思います。
私もそうでした。
でも、実際に貯めたマイルで特典航空券を予約しようとしても、なかなか取れません。
特典航空券の座席数は限られているため、すぐに満席になってしまいます。
海外・国内を問わず、皆が行きたくなるような良い季節だったり、ゴールデンウィークや夏休みなど皆が長期休暇を取れるシーズンはなおさら厳しいです。
特典航空券の予約が可能になるのは国際線だと1年前ですので、1年以上前に、いつどこに行くかを決められる場合でなければ、予約は難しいかもしれません。
シーズンにこだわらず、いつでも好きな時に平日でも十分休めるというなら、特典航空券を取ることは可能です。
マイルからスカイコインへ
1マイルで1コインと書きましたが、実際は違います。
ANAカードを持っている時点で、交換レートが変わります。
1万マイル未満の交換だとレートは1倍ですが、それ以上になると1.2倍からとなります。
次のレートになるのは2万マイル、その後3万マイル、4万マイルと交換レートが上がっていって、5万マイルからは1.5倍にまで上がります。
さらに、ゴールドカード以上だと1.5倍が1.6倍になります。
初めに貯めたマイル有効期限の3年以内に10万マイル貯めたとして、1万コインもの差が出ます。
つまり、1万円分の差ということです。
ANAカードを持つならぜひゴールドカードに!という理由の一つがこれです。
その他の理由はこちらをご覧ください↓
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空旅満喫のための必須アイテム:ANAゴールドカード
ANAのフライトでマイルを効率よく貯めるために必要なANAカード。 VISA、MASTER、JCB、アメリカンエクスプレス(AMEX)。。。そして、私が2016年末から入会しているダイナースクラブ。 ...
ここまでですと、陸マイラーさんと実際に飛行機移動でマイルを貯めているor貯まっている人とあまり違いがありません。
でも、ここからが違います。
実際に飛行機に乗る回数が多く、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの『プレミアムメンバー』になっている場合はさらに交換レートが優遇されます。
しかもプレミアムメンバーの中で差はなく、統一して優遇されます。
5万マイル以上だと、最高レートの1.7倍です。
つらつらと書きましたが、まとめると下の表のような感じです。
プレミアムメンバー(ブロンズステータス以上) | ANAゴールドカード | ANAカード | |
マイル数 | 交換後スカイコイン数 | ||
1~9,999 | 1~9,999 | ||
10,000~ | (1.3倍)13,000~ | (1.2倍)12,000~ | |
20,000~ | (1.4倍)28,000~ | (1.3倍)26,000~ | |
30,000~ | (1.5倍)45,000~ | (1.4倍)42,000~ | |
40,000~ | (1.6倍)64,000~ | (1.5倍)60,000~ | |
50000~20万 | (1.7倍)85,000~ | (1.6倍)80,000~ | (1.5倍)75,000~ |
家族で旅行する場合などは、これまで貯めた多くのマイルを一度にコインに換えることになるでしょう。
できるだけレートが高いところで交換するようにしましょう。
どっちがお得か??
特典航空券の必要マイル数は、乗る区間の距離およびシーズン(L、R、Hの3パターン)で異なりますが、片道5,000~11,500マイル必要です。
(詳しくはシーズン・必要マイルチャートを参考)
例えば、レギュラーRシーズンで羽田から札幌まで特典航空券で行く場合、
必要マイル数は、7,500マイルです(往復で15,000マイル)。
同じ時期、普通に航空券を早割(バリュー価格)で購入すると、時間帯にもよりますが11,000円~14,000円の範囲になります。
スカイコインでも同じ11,000~14,000コインが必要です。
やっぱり特典航空券の方が得かなと一見したら思いますが、マイルからコインへは交換レートが異なります。
50,000マイル以上で交換レートは1.5ですので、
7,500マイルは11,250コインに相当します。
ブロンズステータス以上だとレートは1.7ですので、
12,750コインになります。
差はそんなにありませんが、高い価格が設定されているフライト時間帯の特典航空券を取ることができれば、スカイコインよりもお得です。
でも、安い価格のフライト時間帯で行くならスカイコインで支払う方がお得です。
さらに、特典航空券とは違い、スカイコインでの支払いはそのフライトに対してちゃんとマイルが貯まります。
これらのことは基本的にすべての路線のフライトに当てはまります。
自分の路線と旅行する季節、フライト時間で比較してみましょう。
スカイコインを使うと自由度が拡大
スカイコインは”お金”です。
ANAのホームページやアプリなどから商品を購入する時、お金として使えます。
『スカイホリデー』や『ハローツアー』などのパッケージ旅行や、自分好みのフライトと希望のホテルを自由に組み合わせて旅行を組み立てる『旅作』。
これらを使って旅行ができるのは、スカイコインだけです。
特典航空券では取れるフライトが決まっていますし、その数も限られていることは上でも書きました。
つまり自由度がありません。
それに対して、スカイコインは自由度がかなり高いです。
自分の旅行の予定に合わせて商品を購入することができるので、スカイコインはとても使い勝手が良いです。
海外旅行の際にも、航空券とホテルを選ぶことができる『旅作』はありますので、貯めたマイルをできる限り高いレートでスカイコインに換えて、自由な空旅を満喫しましょう。
まとめ
- ANAカードはゴールド以上が鉄則
- 貯めたマイルの有効期限は3年間だが、スカイコインはマイルから交換してさらに1年間有効。
- 特典航空券を取るなら1年前から旅行の計画を。
- マイルからスカイコインへの交換レートを上手く活用すべし。
- 交換レートを上手く活用した時の、特典航空券とスカイコインでの購入に大きな差はない。ただし、スカイコインで購入するとそのフライトに対してもマイルが貯まる。
- スカイホリデーやハローツアーなどのパッケージ旅行、旅作の購入など全てスカイコインで可能。スカイコインへの変換はとても自由度が高い。